March 22, 2009
生命の現実
犬猫の殺処分数や保護施設シェルターなどについてのレポートです。
癒やしを求め、ペットブームにより飼育犬が増えている一方で、日本国内で年間約35万頭以上の犬と猫が殺処分により命をおとしている。
<ペットを飼う理由>
ペットを飼う理由で、最も多かった理由は「気持ちが和らぐから」59.7%、その次に多かった理由は「自分が動物のことが好きだから」49.3%、三番目に多かった理由は「家族が動物のことが好きだから」43.0%となっている。
<日本独特のペットショップ体系>
ヨーロッパのほとんどの国はショーケースに入れての生体販売が法律的に禁止されている。ガラスケースでのペット販売をしているのは日本独自に見られる光景である。欧米ではブリーダーから直接購入し、ヨーロッパでペットショップと言えば、ペットグッズやペットフードを置いているお店を指す。
<ペットを捨てる理由>
捨て犬捨て猫が増える理由として、<1>衝動買いして捨てる飼い主が多い<2>不妊去勢措置の不徹底で子犬、子猫が増え、飼いきれなくなる<3>名札などの普及率が低く、迷子になっても所有者を見つけられないなどが挙げられる。
読売新聞2006年7月2日より
<犬猫殺処分数>
犬 殺処分数(匹) 117,969 譲渡数(匹)14,014 譲渡率(%) 10.6
猫 殺傷分数(匹) 235,129 譲渡数(匹) 4841 譲渡率(%) 2.0
ALIVE 2006年より

※あまりきれいではないケージですが、シェルターの目的はペットショップのようにきれいに見せることが目的ではなく、少しでも多くの動物の命を保護することですので、犬猫舍や柵はほとんどがNPOスタッフやボランティアの手作りです。
犬猫の保護施設シェルター
活動の具体的な内容は、捨て犬、捨て猫の保護ならびに飼い主探しや、飼い主に飼えなくなったとして保健所、動物管理センターに連れてこられた犬猫、もしくは捕獲された犬猫の殺処分を減らす運動、地域猫活動などさまざまである。
一度は身勝手無責任な飼い主から不要とされ捨てられた個体の生存を社会的に受け入れさせるため、動物を一時収容し、家庭動物としての訓練を行ったり、病気や怪我の治療、不妊去勢手術、ワクチン接種などを行った上で飼い主を募集する施設をアニマルシェルターと呼び、日本ではまだまだ認知度が低いが、欧米では、動物の入手先として大きなウェイトを占める。
しかし、犬や猫を保護していく為には、食餌や病気治療などの直接的な飼育費用に加えて、管理のための人件費や場所代が必要となり、アニマルシェルターの維持管理費用はかなりの金額に上る。




