震災復興支援

April 7th, 2011

福島での活動レポート
2011/3/29

震災復興支援

福島への救援物資運搬レポート(東北地方太平洋沖地震)

POWER of LIFE代表(ATSUSHI)が福島のいわき市に救援物資を運搬などのため、現地の状況を確認してきました。

3月29日、宮城同様、フォトグラファーの平間至さん達と共に、福島に救援物資をもったうえ、現地の状況を見に、現地の人達と話をしに行ってきました。
まず、小名浜の沿岸経由をまわり、避難所になっている”いわき芸術文化会館アリオス”に向かいました。
福島、宮城とはまた違った状況でした。
断水の状況がひどいようです。
そして、原発関係のメディアの過剰な報道の影響がひどいようです。
現地の人達が言っていました。「確かに避難している人は多いが、報道されているようなゴーストタウンにはなってない。」と。
いわきの避難所に救援物資を運び入れ、炊き出しを行いました。炊き出しのあとには、避難所のロビーにて簡単なLIVEを行いました。
皆、喜んでくれていました。
救援物資に関してですが、福島も宮城同様、細部まで行き届いていない感がありました。その対策として、現地では、行政に頼るのではなく、民間レベルで、町と町で繋がりを持ち、物資の分配を始めているようです。

小名浜港にて、迷い犬を保護してきました。
港を一人でさまよっていました。
かなりしばらくの間、さまよっていたようです。
おそらく1歳未満の女の子のレトリーバーもしくは雑種です。
しつけもしっかりされているとてもかわいい良い子でした。
近隣で家の片付けをしていた人達にこの犬の情報を聞きましたが、皆、見た事がないと言っていたので、少し離れた地域からやってきたのかもしれません。首輪もしていない状況であり、このような状況下だったので、保護し、無事に連れて帰ってくる事ができました。
犬や猫の動物に関しては、もしかしたら宮城より福島の方がレスキューを必要とされる動物が多いかもしれません。
宮城は場所によっては壊滅状況が激しい為、生存自体の可能性が低いかもしれませんが、福島は壊滅状態まではいっていないので、生存の可能性が非常に高いと思います。福島に関しては、原発関連による避難の際に連れていけないので置いていった、もしくは捨てていった。地震が起きた時の避難の際に手放さなければならない状況だった。というような理由が考えられると思います。

福島も宮城と同様に引き続き通う予定です。

ATSUSHI