震災復興支援

March 30th, 2011

宮城での活動レポート
2011/3/22〜3/25

震災復興支援

宮城への救援物資運搬レポート(東北地方太平洋沖地震)

POWER of LIFE代表(ATSUSHI)が宮城の沿岸地域に救援物資を運搬などのため、4日間ほど現地の状況を確認してきました。

宮城沿岸を津波の被害のある箇所を中心に避難所をまわってみました。
ちょっとした高さの差や波の入り方や地形によって、津波に襲われたり助かったりし、同じ街のなかに天国と地獄があるかのような印象を受けました。

大口な救援物資は避難所に届けて物資運搬を手伝い、小口の救援物資は必要とされる場所に直接手渡しで渡してきました。

報道されてない場所は、水もひいてないし、凄まじい感じです。
実際に行って見ると空気感は報道で見るそれ以上です。

道によっては、夜に車で走っていると、近くまでいかないと車か船か分からないぐらい、頻繁に道に船が転がっている状況があります。

宮城に関してですが、救援物資はまだ全てにはいき渡ってはいないようですが、津波の被害が少ない場所には物資は届き始めているのですが、そこから細部までがまだうまく分配されてない感じです。
うまく分配出来る図式が出来ていくといいんですが。
聞いた話ですが、物資に関しては、福島と茨城の原発地域が全然届いていないようですね。
近いうちに、茨城福島も行ってみようと思っています。

車を止めて、壊滅した家からモノを運び出したりしいてる人と話をしては、直接、簡単な救援物資として食料やお菓子を渡したりしてきました。
皆、喜んでくれていました。

現地の皆が頑張っているのが痛いほど、伝わってくるし、強いなと感じました。

こんな状況でも、本当はいい街なんだよ、と言ってくれたり。
千年に一度に当たってしまったね、頑張らないと、と言っていたり。
これを伝えてくださいね、って言ってくれたりしています。

現地の皆に、手渡しで物資を渡して回っていた時に、皆が口を揃えて言っていました。
「自分達は一つでいいので、他の困ってる人に渡してあげてください」と。
「皆の分あるので大丈夫ですよ」と言うと、ちゃんと「ありがとうございます」と受け取ってもらえました。
壊滅地域で、自分たちの家が崩壊してるような境遇の人たちがです。

やれる事やるべき事が少しずつ見えてきたような感じがしています。

物資を運ぶ事や、現地の作業を手伝う事を続けていくのはもちろんですが、
現地の状況を見て、現地のみなさんと話をした上で、今後は『心の安らぐ場所を作っていく』という意味で、避難所巡りのレベルからライブや表現などをし、交流の場所を作る手伝いができればと思っています。
4月中旬、震災から一ヶ月後くらいから始めていけたらと思っています。

ATSUSHI